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少なくとも“庶ミン”向けではないような…高級店ばかりが名を連ねる本家「ミシュラン」は所詮高嶺の花。
だったら“庶民の庶民による庶民のための”ミシュランを、というのがコンセプトらしい。
その意気やよし!
しかし…。
飲んで食べて一人8,000~9,000円が“庶民”だと言われると、はたと考え込んでしまうのでした(しかも私の場合、8,000~9,000円と書いてあったらい確実に1万円超え間違いなしだ)。
少なくとも私の庶民感覚でないことだけは確かです。
あえて言うなら“アッパーミドル”階級向けのミシュランでしょう。
とは言え、それほどビッグネームではない興味深いお店が数多く掲載されているので“庶ミン”の部分を除けば楽しい本かもしれません。
それにしても、これだけ“格差”の拡大が問題化する中で、8,000~9,000円を平然と“庶民”の食事だと言ってのける人々の感覚がにわかには信じがたいところ(それは決して彼らが“庶民”ではないからなのですが)。
ま、庶民の年に1度のぜいたくだ、と言うのなら分からないでもないですが、1年に1度のためにこの本を買うかというとちょっとね~。
何をもって“庶民”だと言っているのか分かりませんが、個人的な感覚で言うとせめて「5,000円」内に収めて欲しいところです。
これならたいがいの人が月に1度くらいなら何とか行こうと思えるでしょ?
金額の差は3,000~4,000円なれど、その差の精神的な重圧感がいわゆる庶民感覚というものです。
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